脱シューカツ宣言
シューカツとは…
- 自分の頭で考えず、マニュアルに沿って動く学生
- 受身の姿勢ゆえに企業情報の波に飲み込まれてしまう学生
- 自分のやりたいことがわからない…と嘆いてばかりで行動に移せない学生
- そういった学生たちに自社のよい面しか見せず、採用をしていく企業
- 企業が選び、学生は選ばれるという構図
⇒結局全てが「内定がもらえない」、「早期離職」などにつながります。 br> これらの就職、採用活動を指します。 br>
ここ数年市況は大きく変化をしています。売り手市場と言われたり、買い手市場と言われたり。そのたびにそういった情報に多くの学生たちが振り回され、さらに市場に飛び交う情報が多すぎることにより、それらを処理しきれないといった状況があるように見受けられます。
そして、そういった学生たちを、就職活動支援の名目でセミナーに呼び、就職活動対策を教えるなど本来自分で考えるべき部分に救いの手を差し伸べ、甘やかしておきながら、いざ試験や内定、入社に至ると「最近の学生たちは自分で考えない。行動力がない…」と嘆く企業が一方であります。シュガー社員などという言葉が生まれ、ゆとり世代という言葉は人事業界では氾濫しています。
我々はこういった「シューカツ」とは決別します。
本当の意味での就職活動とは、 br> 内定をもらうために違う自分を演じてみたり、 br> 内定をもらうために自分で考えることを止め、マニュアルに頼ってみたり、 br> 自社の悪い点をあえて出さないようにして、いいところを見せてひきつけたり、 br> 内定をもらうための方法を、試験を課す側の企業が教えたり、 br> そういったものではないはずです。 br>
学生と企業とが互いを尊重し、互いの良い点、悪い点をわかりあう努力をした上で就職する企業を決定する場です。当然その後は仕事という未知の体験が待っていることも念頭にいれなければなりません。 br> さらに、学生たちがそれまでのある種守られた立場から、社会人という一個人として扱われるための成長をしていく場になれば、それが日刊スポーツの社会貢献にもなります。
我々はここ数年、上記のような精神の元、採用活動を行ってきました。 結果として学生から「ここまでマメな情報提供をしてくれる会社はそんなにない」、「学生を1人1人をちゃんと尊重してくれている」、「人に優しい会社」などなどの意見をいただきました。
しかし、我々はこういった意見に違和感を覚えます。別に人に優しいから上記のような活動を行っているわけではなく、学生の皆さんにも会社を選ぶ権利はあり、選ぶ際にはしっかり日刊スポーツのことを知った上で判断してほしいという思いがあるだけです。そして、日刊スポーツの正しい姿を知らせるために、考えうる最適な手段で実行したに過ぎません。我々と皆さんは対等なのです。仕事に唯一の正解というものはなく、就職活動にも同様に正解はありません。
就職、採用活動は、学生と企業とが互いを尊重し、互いの良い点、悪い点をわかりあえる努力をした上で就職する企業を決定する場。我々は今後そういった場を目指し、活動をしていくことをここに宣言いたします。