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1年目の仕事 整理部・高場泉穂

<私の典型的な1日>
12:00 起床。軽く家事。コーヒー飲みながら新聞読む。時間があれば弁当作りも。
15:30 出社。他紙を読み、昨日の復習、その日の予習などをする(新人ですので)。
16:30 整理部会議。その日、どの面でどんなニュースを扱うか確認する。また当日付の新聞について、意見交換をする。

17:00 ごはん&準備タイム。新人3人は出前の注文を取ったり、新聞をファイルに綴じたり、と雑用をこなす。
18:00 だいたいこの時間に出稿デスク(野球部、スポーツ部、文化社会部、レース)から「コンテ」という予定表をもらう。それを見ながら原稿や記録、写真や見出しも入れた量をはかる。
→見出しを考えながら、ひたすらレイアウト。新聞紙と同じ大きさの方眼用紙に書いたり、貼ったりを繰り返す。手は次第に真っ黒、もしくは真っ赤に…

終わったら、今日作った紙面についてデスクと反省。

また刷り上がった新聞を読み、他の面もゆっくり見る。

4:00 帰宅(反省会という名の飲み会もたまにやります)

7:00 就寝


整理記者とは、記者が命を賭けてとってきたネタを、読者に美味しく食べてもらうように調理する「料理人」のような存在だと思っています。

記事にどんな見出しをどのくらいの大きさでつけるか、写真をどういうトリミングでどんな大きさで使うか、記録や数字をどう見せるか、そして全てをどうレイアウトするか…。

目まぐるしくなだれ込んでくるニュースを、文字通り「整理」し、なるべくおいしい状態で読者のみなさんのお口に届けること。これが整理部の仕事です。

と、えらそうに整理記者について語ってみましたが、私のキャリアはほんの7カ月。
毎日が修業です。

先輩達が素材の調理方法を100知っているのに対し、私が知る方法は10(にも満たないかもしれない)。しかし、ニュースは人を選ばずやってきます。

それに読者の方にとってはレイアウターがベテランか新人かなど関係ありません。

限られた時間と技術の中で苦しみながら、デスクや周りの先輩達に助けてもらいながら、何とか新聞を作っています。

それから、世の中には自分の知らないことが何と多いことか!と仕事の度に思わされます。

整理記者はジャンルを問わずニュースを扱うので、専門的な知識より、浅くとも広い知識が必要です。

ある上司からは「すべてのジャンルの教養レベルを少しだけあげろ」とアドバイスされました。自分は若者にしてはものを知ってるほうかな、と自負していましたが、今はそのプライドは完全に砕かれています、笑。

見たことのないスポーツをテレビ観戦したり、ボクシングを始めてみたり、映画をむさぼるように見始めたり…、整理部に配属されてから「知識欲」は一層増した気がします。

きっと好奇心旺盛な人にとってはたまらない職場なのではないでしょうか。


最後に。
非の打ちどころのない完璧な新聞など作れる訳はなく、整理記者は毎日が反省です。

同じ1日、同じ出来事は二度とやってきません。


「1日1日を、1分1秒を大切に」
スピードが求められる仕事、あっという間に過ぎる日々だからこそ、そう強く思うようになるのかもしれません。

手前みそですが、いい仕事させてもらってるな、と思います。


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