内定の先にボールを投げること 内定者T・M
皆さんこんにちは。
最年少のY・K(サワヤカな方)からバトンが到着。
2周目に入りました採用ブログ、再び登場のT・Mです。
先週は日刊スポーツの「人事・内定者セミナー」に出席してきました。
寒い中わざわざ足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
エラそうに色々と喋ったことが、少しでも役に立てていれば嬉しい限り。
私は第2回目にも出没しますので、その際にはよろしくお願いします。
しかし1年前には話を聞く側だった自分が、こうして話をする立場になれているとは……
ああ、思い返すと涙でモニターが見えな(もういいですか?)
さて、本題に入ります。
気づけば12月。
就職活動も次第に本格化し、既に面接を受けたという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、私が(あくまで個人的に)これからの活動で重要だと思う点について書きたいと思います。
それは、「内定の先にボールを投げること」です。
あれは私がまだ就職活動を始めたばかりの頃。
「とりあえず面接は受けなきゃ!」
そう思って面接には臨むものの、あっさり落ちることが続く日々。
敗因を分析しても、何もかもが思い当たる。
何を直せばよいのかわからないまま、何となく就職活動は進んでいきました。
そんな中受けた、とある会社の面接。
冒頭の自己紹介からやりとりはスムーズに進み、ある程度の手ごたえを感じ始めていました。
ところが「なぜこの会社を志望したのか」という話に移ったとき。
会社のどこに惹かれて志望したのかを素直に述べたつもりでしたが、途端に突っ込まれ出したのです。
それでも食い下がったのですが、面接官は納得しない表情。
そこで言われた一言が、
「で、結局のところ、君はこの会社で20年後にどうなっていたいの? 何がしたいの? ホントはこの会社じゃなくてもいいんでしょ? ウチのことを褒めてくれてるけど、そんな言葉じゃなくて君の本心が聞きたいんだよ」
というものでした。
直後、頭は真っ白に。
情けないやら恥ずかしいやら、複雑な心境のままに、消え入りそうな声で「すいません……」と答えるのが精一杯でした。
そうです、内定後のことなんて深く考えていなかったんです。
恥ずかしい話、この頃の私の「なぜこの会社を志望したのか」という質問に対する答えは、「御社は業界○位で、○○のように新しい事業も行っていて……という点に惹かれて志望しました」
というタイプのものでした。
会社説明会や企業研究での資料集めに血眼になって、会社の特徴を掴めばそれが志望動機になるものと思っていたんです。
ですがこの出来事以来、決定的に抜け落ちている部分があると気づきました。
それは、「自分が、何をしたくてこの会社を受けに来たのか」という点です。
おそらく、会社の特徴をつらつらと挙げ、「ここに惹かれました」では単なるファンと変わらないのでしょう。
就活生にとっては内定がゴールに見えても、会社側にすれば内定はスタート。
これから長い時間をかけて仕事をしていく人間を選ぶのだから、会社での将来像を持っているかどうかが見られる。
加えて、「ここに惹かれました」では「私」がその会社を志望しなければならない必然性も伝わらない。
思うに、それまでは自分を見つめる作業から逃げていたのでしょう。
入社後にやりたいことを見つける作業というのは、自分を見つめなおす作業。
これは心の奥底まで手をつっこむことになるので、かなりのエネルギーが必要です。
そのため、労力をかけなくて済む資料集めに走ってしまったのだと思います。
もちろん企業研究は重要ですが、先に立つものは自分の将来像。
「自分が将来、何を成し遂げたいのか」「どういった人間になっていたいのか」がまず先で、
その後「そのためにはどの企業を選ぶべきか」を明確にする段階において、会社の特徴を掴むことが大切になってくるのだと思います。
私に足りなかったものは、内定後の自分を思い描くこと。
志望動機で述べるべきは、「会社に入ってやりたいこと」でした。
内定を目標にボールを投げるのではなく、内定の先にある目標に向かってボールを投げること。
それを上記の面接官の方から教わりました。
年が明けると一気に加速する就職活動。
もちろん目的は内定ですが、その先にある目標を意識すると良い結果が得られるんじゃないかな、と思います。
ちなみに年内の内定者ブログはこれが最後(予定によると)のようです。
なので少し気が早いんですが、皆さん、良いお年を!!
お互い、来年は良い年にしましょう。
それでは。
2008年12月18日 10:30
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