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【第60回紅白歌合戦】 出場歌手発表、嵐、カエラら初出場

企画特集




宮崎キャンプリポート/編集局野球部・久保賢吾

みなさん、こんにちは。私は今、巨人の宮崎春季キャンプに帯同しています。
本来キャンプは25日で終了なんですが、小笠原選手、二岡選手などが27日まで残留して練習するということで、宮崎で取材を続けています。せっかくの機会なので、宮崎からキャンプリポートをお届けしたいと思います。
それでは、私の1日からご紹介します!


●朝6時に起床。低血圧なので、朝から自分との闘い。
→社会人として遅刻は厳禁。目覚ましは常時2つ以上用意。


●6時半にホテル出発。毎朝恒例の選手、首脳陣の散歩に参加するため、車で約20分の選手宿舎へ直行。
→車の中で今日の話のネタを考えたり、聞きたいことを頭の中で整理する


●朝7時~7時45分の間、選手と散歩。雑談から野球の話までを歩きながら話す。
→雑談もあれば、普段は聞けない話に展開することも。時間は短いが、貴重な時間。


●8時~9時半は自由時間。私の場合は、パンをかじりながら、買っておいた本紙、他紙をチェック。こっちでは買えない新聞はネットを利用する。また、ホームページ用の原稿を書くことも。選手が宿舎を出発するのを見届けて、球場へ移動。
→自分の時間はこの1時間半。有効活用できている時もあれば、眠気に襲われ、車で仮眠をとる場合もある。


●10時~18時の間は練習取材。車を活用しながら、ブルペンに行ったり、室内練習場に行ったり、グラウンドに行ったりと1日中動き回る。担当の3人(本来は4人だが、1人は休み)で連携しながら取材を行う。


●18時~19時。取材をもとに原稿を書く。キャンプ中はシーズン中と違い、原稿を書く時間はあるが、例えば50行を30分と時間設定して取り組む。技術がないので、何度も何度も書き直してやっと紙面になる。


●20時以降は自由行動。担当同士でご飯を食べることもあれば、選手、関係者と会食に行くことも。帰宅について決まりはないが、だいたい0時~1時頃が多い。ホテルに着くと、倒れるように就寝。

初のキャンプ。それも初めてプロ野球担当を任された私にとって、この1カ月は嵐のごとく過ぎていった。この1カ月、とにかく失敗の連続だった。練習場はサンマリン、ひむか球場、A球場、B球場、新ブルペン、木の花ドーム、旧室内練習場、武道館など盛りだくさん。誰がどこでどんな練習をしているか想定しながら動くことが求められた。また、1本の原稿を完成させるには準備や工夫が必要。誰のどんな話が必要なのか。どういう切り口で書けばいいのか。何が1番重要で伝えなければいけないことなのか。常に先へ先へ思考を巡らせ、意図を持って取材することが大切だった。


どの仕事でも一緒かもしれないが、記者は精神的にタフでなければいけない。独自ネタを取れるときもあれば、逆の場合もある。翌日の新聞を開けるときのあの異様な緊張感はいつまでたっても慣れない。「あっやられた」とシュンとしてしまうのか、「次頑張ってやり返そう」と思えるかは大違い。後者の考え方はやはりこの業界に長く生き残っている人が多い。読者を感動させたり、楽しませたりする原稿を書くことも素晴らしいことだが、やはりネタを取ってこそ評価される世界であることに変わりない。また、面白い原稿を書くためには、取材を通してエピソードを拾ってくる必要がある。つまり、取材ができるかできないかですべてが決まってくると言っても過言ではない。と偉そうに言ってはみたが、自分も全くできていないのが現実。とにもかくにもやるしかない!


流れをみてもわかるようにキャンプは体力勝負。朝から晩まで仕事して、その後は楽しく息抜きをする。たまにはホテルで休むのもいいが、外に出ておいしいものを食べたり、楽しく遊んだりするのも意外と重要だ。翌日の話のネタにもなるからだ。「昨日よく寝た」では話は終わるが、「昨日こんなモノ食べて、こんな遊びをした」とでは話の広がり方は全く違ったものになる。そういう意味では経験は多ければ、多いほどいい。楽しい話をする人とそうでない人では、誰しも前者についていくでしょうから。それでも自分を見失っては全く意味はありません。私のようにただ空回りしてしまうだけ。急に背伸びしようとせず、少しずつキャパを増やしていけばいいと思う。


宮崎に来て、約1カ月。人生で初めての金縛りにあったり、体の一部に出来物ができたり、シャワーを浴びながら寝ていたり、坊主にしたりといろいろありましたが、これも笑い話です。この環境を楽しむも楽しまないも自分次第。今の私は「どんな顔をしているのでしょうか」。そんなことをふと考えながら、このブログを終わらせて頂きます。←わからない人は前回のブログ参照。さりげなくアピールしておきます(笑)。


コメント:11件

初めてコメントさせていただきます。
かじと申します。

キャンプ取材の仕事内容が大変よくわかりました!
すごくしんどそうだなというのが私の率直な印象です(笑)
でもその反面、絶対楽しいんだろうなと感じました。
野球好きにはたまらない仕事ですよね!

かくいう私も、4月から久保さんと同じ仕事に就きます。
というのも、某スポーツ新聞社に内定を頂いているので、絶対に野球担当になって来年のキャンプ取材に行きます!(言い切っちゃいましたw)

担当球団は違うかもしれませんが、いつか同じ舞台で仕事が出来たらいいですね!

投稿者 かじ : 2008年2月26日 22:58

巨人ファンで小笠原選手大好きなので羨ましいです。
試行錯誤しながら前に進んでいく久保さん、カッコイイです!
どんな環境でも自分を笑う余裕がある人は素敵です!
きっとブログを書かれている時は幸せな顔をしてると思います。
正解ですか。

投稿者 たこやき : 2008年2月27日 00:16

初めまして。神戸っ子です。「顔」、もう一度読み直してきました(笑)
私は野球場でのアルバイトを通じて、試合前に取材をする記者の方たちを見てきました。
選手に取材をする姿を見ていて、「なんて面白そうな職業なんや!」と思う一方で、早足で通り過ぎる選手に「自分はどれだけ喰らいつくことができるんやろ…」と考えていました。
久保さんの「ネタを取ってこそ評価される世界であることに変わりない」という言葉に、記者としての誇りを感じました。

投稿者 神戸っ子 : 2008年2月27日 01:58

こんにちは。尼の男です。
こちら関西でも、久保さんが書いた巨人キャンプの記事が掲載されているので、楽しく読んでいます。
ブログからはハードな日程のなかでの充実感が伝わってきました。
表情も、締まったいい顔をしてると思いますよ。

投稿者 尼の男 : 2008年2月27日 12:34

>かじさん
いいですね。その心意気!
勢いって大切だと思いますよ。
自分から選手に話しを切り出すときも、聞きにくい内容だった時は
ある意味勢いが必要ですから。
一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
現場で会ったときは声を掛けてくださいね。

>たこやきさん
小笠原選手は私たち記者の立場も考えてくれる、心の広い選手ですよ。
僕みたいなペーペーにも真摯に対応してくれます。
顔ですか…ふっくら太りました↓
幸せ太りということにしておきましょう(笑)

投稿者 野球部久保 : 2008年2月27日 13:37

初めまして、なお、といいます。
久保さんは覚えてらっしゃらないと思いますが、昨年の11月30日の会社説明会で私は久保さんとお話した事をすごく覚えています。あの時は久保さん自身の就活の話だったり、日刊スポーツのみなさんが年齢より若く見える話など熱心に語られてていて「さすが、新聞記者になれる人って饒舌だなぁ、ちょっと今の自分ではここまで語れないわ」なんて感じたりもしました。

それはさておき、実は今回コメントを書かせていただいたのには理由があります。
私も就活を始めて、早3ヶ月経ちますがここにきて壁にぶつかってしまい、自分が果たして新聞社を志望してよいのだろうか、というつまらない事を考えるようになってしまいました。自分に仕事が勤まるのか、自分に向いているのか、なんて事も考えてしまいます。


というのも先日、大学のゼミの教授に「新聞にしろスポーツ新聞にしろ、その中のメインは新聞社でもなければ記者でもない、その記事に出てくる人や事柄がメインなんだ。スポーツ選手だの政治家もしかり、そう、世の中自体に記者というのは媚を売らなきゃならないんだ。確かに、記事を書くのは記者の仕事だ、しかし、内容はスポーツだったり政治だったりで記事を書くにもお前が媚を売りながら話を取ってこなきゃいけないんだぞ、お前は決して物語の中心に立つことが出来ない記者という仕事に人生を懸ける事ができるのか。」と言われてしまいました。


正直、少し混乱しています。新聞記者の仕事が詳しくわからない私にとって、高度な質問でした。しかし、新聞記者をやって、この教授に何か言い返してやりたい、という新たな気持ちが生まれたのも事実です。


つまらない事書いてしまって本当に申し訳ありません。でも、もし、現役の記者である久保さんが、何かこれを見て感じるものがあればコメントをいただきたいです。


宮崎キャンプの取材でお忙しいと思いますが、よろしくお願いします。

投稿者 なお : 2008年2月28日 20:33

>なおさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。


コメントを読んでみてなかなか暴力的なことをおっしゃる教授だなぁなんて思ったものでちょっと登場です。


吉田は記者をやったことはありませんが、1つ疑問があります。
教授は物語の中心にたてる仕事というのは政治家やスポーツ選手だと言っているわけですよね?
その物語は誰が書くんですか?


物語が書かれなければ物語の中心なんてありえません。
記者がいて初めて伝わるものがある。
吉田はそう思います。


もしかしたら物語は誰が書いても同じ物になるかもしれません。
しかし、自分しか書けない物語が書けたら、それでいいんじゃないでしょうか。それだけで自分が書いた物語に意味ができます。

物語の中心に立つだけが仕事じゃないと思います。物語の中心に立たないような仕事をしている人はこの世の中に五万といますよ。

まぁあとは久保からの返答を待ってみましょう。

投稿者 総務局・吉田 : 2008年2月28日 21:07

>神戸っ子さん
名前に親しみを感じますね。僕もつい1年前までその辺でよく遊んでいましたから(笑)そしてわざわざ読んでくれてありがとう!
確かに食らい付くのは簡単なことではないと思います。
ただ、その選手といい関係を築いていれば、止まって話をしてくれることも
あります。自分はまだまだそこまでの領域には到達できていませんが…。
いかに顔を知ってもらえるか。
そのためには自分に何か1つでもいいから、人とは違う魅力が必要だと感じます。

>尼の男さん
先のコメントにも書いたようにふっくらしましたよ(笑)
そうですか。読んでくださっている人がいるんですね。
もっと深みのある原稿を書けるように努力していきます!
私の記事でもいいですし何でもいいので、同じ内容(例えば中田翔とか由規とか)の記事を読み比べて見てください。
記者によって価値判断(着眼点)が違うので、今までとは違った新聞の見方が発見できるかもしれませんよ。

投稿者 野球部・久保 : 2008年2月28日 22:13

久保さん、ご無沙汰しています。といっても覚えていないかもしれませが・・・(笑)Kゼミで後輩だったR・Eです。僕が就活に入る前に、一度飲み会で就活のアドバイスなど頂きました!!僕も、幸運にも他社ではありますが、スポーツ新聞社から内定を頂きました。先輩のアドバイスが効いたのだと思います(笑)教授から、久保さんが巨人担当になったということを聞いて、大阪日刊の巨人の記事を日々チェックしています。このブログでも本当に充実の日々、野球漬けの日々を送っていることがうかがえて、羨ましい限りです。僕も、少しでも早くいつか、久保さんと並んで選手の囲み取材ができるように春から大阪で精進していきたいと思います!!

投稿者 パントリー : 2008年3月01日 13:49

>なおさん
ブログ上ですが、お久しぶりです。
んー難しい問題ですね…。今の自分にはちゃんとした答えを出す事はできません。これが正直な感想です。
それでは意見をぶつけてくれたなおさんに申し訳ないので、
自分が思う事を精一杯書きます。

媚を売りながらとは、過激な表現ですね。
そこまでは自分の経験にはありませんが、顔色を伺いながらという場面はあります。ただ、その姿勢を続けていても、継続していいネタはとれないと思います。選手も「こいつは都合のいいやつだ」といつか気づくでしょう。

実際、私の尊敬する先輩記者は選手と信頼関係を築きながら、特ダネ、エピソードを拾ってきています。対人間としてぶつかっていっていますよ。
しかし、仕事は結果が求められるのも事実。「方法はどうであれ結果を出せばいいんだ」と言われたら、反論はできません。

正直、自分も迷いが生じています。理想と現実の違いにとまどっています。
でもどんな仕事をしてもそれは起きることです。
転けるなら前のめりになって転けたい!今はとにかく前へ前へ進もうと思っています。

投稿者 野球部・久保 : 2008年3月01日 18:35

>吉田さん、久保さん
コメントありがとうございます。おかげで吹っ切れました。
何事もやってみないとわからないですよね、まだ、スタートにも立ってないのに、情けない悩みでした。ただ、自分のやりたい事を否定されているのに、まともな事を言い返せなかったので、是非何か意見を聞いてみたい、と思ったんです。
これからは、スタート地点に立てるよう努力していきたいと思います。ありがとうございました。

投稿者 なお : 2008年3月05日 00:08

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